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旗竿地の日当たり

  • miura-archi
  • 2022年8月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年9月8日

旗竿地(はたざおち)と聞いて思うイメージのひとつに、おそらく周りの四方が隣家に囲まれていて日当たりの良くない家しか建たないのではないか、ということかも知れません。


しかし、プランニングを工夫することによってその不安は解消出来ます。

日当たりを確保する方法としては、大きく分けて三つあります。


一つは、トップライト(天窓)やハイサイドライト(高窓)といった上部からの採光です。

もし1階部分の日当たりを考慮するならば、吹き抜けとの組合せが効果的でしょう。

ただし、トップライトやハイサイドライトは、設置場所に注意が必要です。

決して西面は避けましょう。西日の暑さは、住環境にとって大敵です。

それから、暖かい空気は軽く高いところへ上昇するので、吹き抜け上部にはシーリングファンの設置を推奨します。



二つ目は、プランにおいて光の井戸と言うべき中庭や坪庭を設けることです。

住宅地の場合、建ぺい率50%程度の場所が多いので日当たりが良い東南側や南側に中庭や坪庭を配置して、ここに面する箇所に大きな開口部(窓)を設けることにより、日当たり(風通し)を確保する手法です。

プラン的に凹部分が出来るため、隣家との距離も取れてなおかつ壁面の数も増えるので方位の異なる開口部を設けることが可能になります。

また、中庭や坪庭に樹木(落葉樹)を植えることにより、夏期と冬期の陽射しの調節も出来ます。



三つ目は、旗竿地の特徴で唯一遮るものがなく開けている竿状の土地に面して開口部を設けることです。

竿状の土地は道路に面していますが奥行き長さがあるので、プランニングにおいてこの部分を有効活用して日当たりを必要とするスペースを配置すると良いでしょう。


上記の写真は、以前に設計監理しました旗竿地の住宅「旗竿地のコートハウス」です。


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