​住まいづくりコラム#27「アフターメンテナンスについて」

私どもの設計事務所では新築の場合、竣工引渡しの時に「家のお手入れ方法(メンテナンスの手引き)」と題した冊子を建て主様へお渡ししています。

と同時に、施工していただいた工務店・建設会社(以下、施工会社)からも日頃のお手入れについての説明も合わせて行うようにしています。

引渡し後のアフターメンテナンスについては、6ヵ月後、1年後、2年後に定期点検と称して施工していただいた施工会社の担当者と私ども設計事務所とで建て主様宅に伺って不具合等が無いか点検を行います。

それ以外についても、建具や水周り設備など不具合箇所が見つかった場合には、建て主様から私どもの設計事務所へ連絡していただき、不具合の状況を伺った後に私どものほうから施工会社へ内容を伝えて、まず状況把握のため現地(建て主宅)へ施工会社の担当者がお邪魔して対応するという手順を取っていただくように建て主様にはお願いしています。

その際に、建て主様が不具合状況のわかる写真をスマホで撮影し、その画像を私どもの設計事務所へ送信していただくと、その後の対応が迅速になるケースが多いです。

もちろん、急を要する場合には建て主様から直接施工会社へ連絡していただき、対応してもらうこともありますが、その後に建て主様と施工会社から私ども設計事務所へ報告してもらうようお願いしています。

建て主様と設計監理をおこなった設計事務所とのお付き合いは、むしろ引渡しをしてからのほうが長いのです。

アフターメンテナンスだけではなく、長く住んでいると生活スタイルの変化などによりリフォームやリノベーションをしたいケースも出てくるかも知れません。

住み続けていれば、不具合箇所は必ず出てくるでしょうし、改修したいと思う部分が出てくることもあるでしょう。

このような場合、設計監理をおこなった設計事務所には詳細部分も含めた設計図面一式が保存してあるので、これらの対応にはむしろ設計事務所のほうが適しているのではないでしょうか。

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