​ギャラリーのある二世帯住宅

<ギャラリーのある二世帯住宅>​
​​ ・所在地 /東京都練馬区
・主要用途/専用住宅・ギャラリースペース
・敷地面積/185.36㎡
・延床面積/243.81㎡​
・主体構造/鉄筋コンクリート造​
・規  模/地上2階(地下:カーポート)
・設計期間/2005年12月~2006年8月
​・工事期間/2006年 9月~2007年7月 

最寄り駅から続くバス通りから少し入った閑静な住宅街に建つ、二世帯住宅とギャラリースペースからなるコンクリート打ち放しの2階建ての住宅です。


敷地レベルが道路レベルよりも2m近く高いため地下をカーポートにして外部階段を上って各玄関へとアプローチします。
駅へと続くバス通りは人通りも多く道路からも眺めが良いため、1階部分の道路側にお母様の趣味である陶芸の作品を展示したり、あるいは一般の方にお貸しできるようにギャラリースペースになっています。したがって道路側に面した1階はギャラリースペースのために大きな開口部(窓)を取っています。


1階の南側はご高齢のお母様が1人で生活をされ、2階にはご夫婦と小さなお子さんが生活をされています。
この住宅は高齢者や幼児がいらっしゃるので、玄関ドアを除いて室内はすべて引き戸にして安全性を考慮しています。

そのため普段は引き戸を開けることでオープンなスペースとして使い、来客の際には引き戸を閉めることにより仕切ることが容易にできます。


2階住居へは1階の玄関ホールから吹き抜けになった鉄骨階段を上がって入ります。
上がった階段・廊下スペースを境に北側の寝室、子供室があるプライベートスペースと南側のリビング・ダイニング・キッチンや洗面脱衣室・浴室といったパブリックスペースに分かれています。
北側にある寝室と子供室はプライバシーを考慮して開口部は縦長のスリット窓にしています。
2階リビングからつながる東側には大きなテラスがあります。

外部からの視線を遮るためにルーバーが取り付けてあり、このテラスから差し込む光がリビング全体を明るくして風も通せるようになっています。


内装に関しては、コンクリート打ち放しで全体的に冷たいイメージがあるので、構造体と関係ない間仕切りの壁、建具や造り付け家具はすべて色見が良く、木目が奇麗なシナベニヤを使って暖かい感じに仕上げました。
また、天井についてはコンクリートの強い直線的な感じを解消し、明るくしたかったので曲線を用いデザインして白い漆喰左官仕上げにしました。
一方、1階のお母様の住居部分は内装に関しては全体的に2階の子世帯と同じですが、和室を希望されたのでダイニングに続くリビング部分の床を縁なし畳にし、寝室も畳敷きにしました。

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