top of page

最低敷地面積とは

  • miura-archi
  • 2023年3月30日
  • 読了時間: 2分

最低敷地面積とは、一つの土地を新たに分割して建築物を建てる場合、その敷地面積の最低限度を用途地域で定めるものです。


これは小規模な土地(あわゆる狭小地)が増加することにより、街全体が住宅が密集した窮屈な状態に陥り、日照(日当たり)や風通し、防火・防災などの住環境が悪化することを防ぐことが主たる目的です。


敷地面積の最低限度の指定数値は用途地域ごと(建ぺい率ごと)に異なりますが、それらは以下のようになります。


建ぺい率30%の地域では、110平方メートル

建ぺい率40%の地域では、100平方メートル

建ぺい率50%の地域では、 80平方メートル

建ぺい率60%の地域では、 75平方メートル

建ぺい率80%の準防火地域では、70平方メートル


上記のとおり、当然ですが建ぺい率が小さいほど最低敷地面積は大きくなっています。


尚、既に敷地面積の最低限度に満たない敷地は、指定後に新たに分割をしなければ、建築物の新築や建て替えができます。


ここで注目すべき点は、一般的な住宅地である建ぺい率50%(容積率100%)の地域では、最低敷地面積が80平方メートルという点です。


例えば、この地域内に150平方メートルの土地があったとすると、二つに分割しようと思っても75平方メートルで最低敷地面積80平方メートルに満たないため分割が不可で、150平方メートルの土地のままでしか建築物を建てることが出来ません。

一方、160平方メートルの土地であった場合には、80平方メートルずつに分割出来るため、二つの土地にそれぞれ建築物を建てることが可能となります。


つまり、大都市における土地の価格は、土地が大きければその分だけ不動産価格は高くなりますが、分割が不可であるような少々広い土地はなかなか買い手が付かず土地の価格(坪単価)が下がる可能性があり、逆に分割可能な大きさの土地は価格(坪単価)が上昇する可能性があります。

さらに、既に敷地面積の最低限度80平方メートルに満たない70平方メートル以上80平方メートル未満の土地も希少価値として不動産価格が上昇する傾向があります。

最新記事

すべて表示
土地探しのポイントは?

設計事務所に住宅設計を依頼する場合、土地探しは「どこに住むか」だけではなく、 「どんな暮らしを実現したいか」を起点に進めることがとても重要です。 ハウスメーカー選びとは少し違い、設計事務所では土地の個性を活かして設計するため、「条件が良い整形地=必ず良い土地」とは限りません。

 
 
 
中古分譲マンションの購入ポイント

新築価格の高騰が続く中、資産価値の下落が緩やかな中古物件を購入し、設計事務所のセンスで自分らしい空間を作るのは非常に賢明な選択のひとつではないでしょうか。 特に「設計事務所に依頼する」ことを前提とした場合、不動産仲介会社とは異なる視点 (=その空間がどこまで変えられるか)が重要になります。物件探しの際に、建築のプロの視点でチェックすべきポイントを整理しました。

 
 
 
中古の一戸建て住宅の購入ポイント

土地と建築費の高騰が続く2026年現在、中古住宅をリノベーションして理想の住まいを形にするのは、非常に賢明で戦略的な選択だと思います。 設計事務所(建築家)に依頼することを前提とした物件探しでは、不動産屋さんの視点とは別に、「設計でどこまで変えられるか」「隠れたコストがどこにあるか」というプロの視点が重要になります。特に以下の5つのポイントに注意して探してみるのがいいでしょう。

 
 
 

コメント


練馬区の設計事務所

​Miura  Architect  Atelier

一級建築士事務所      三浦尚人建築設計工房

〒177-0041​ 

東京都練馬区石神井町1-15-16-203

TEL/FAX  03-6326-2141

​URL  https://www.miura-archi.com

© 2016 三浦尚人建築設計工房

bottom of page