top of page

南側道路のプライバシー対策

miura-archi
2022年8月5日
読了時間: 2分

更新日:2022年9月8日

不動産のチラシ広告でよく見かける「日当たり抜群の南側道路の土地」という謳い文句。


確かに文字通り南側に道路があり、少なくとも道路幅(幅員)だけ隣家と離れているので、日当たりの良い家が建てられます。

しかし、南側道路の家では、日当たりのことだけでなく同時にプライバシー対策も考慮しないといけません。


何故かというと、日当たりの良い内部空間にするには、日の光を取り込むための大きな開口部(窓)が必要ですが、道路に面する南側に大きな開口部を設けると道路から内部が覗かれてしまう恐れがあるからです。


住宅地を歩いている時によく見かける光景として、せっかく日当たりの良い南側道路の土地に建っている家なのに、道路から家の様子が丸見えになることを気にして昼間にもかかわらず大きな窓にカーテンが閉め切っている場面があります。

日当たり良くするための大きな窓を設けたのに、光を遮るカーテンで一日中閉めてしまっては台無しです。


したがって、南側道路の土地に建てる家では、プライバシー対策がたいへん重要になります。

そのプライバシー対策には、大きく分けて二つ方法があります。


一つは、室内の様子が道路から見えないように、道路境界線上に植栽による垣根や目隠しフェンス、塀等を設置するといった外部廻り(外構)で行う方法です。

ただし、これらは単体で考えるのではなく、家本体と調和の取れた統一したデザインにすることで違和感なく街並みにも溶け込みます。


もうひとつは、南側道路に面した大きな開口部の手前に目隠し用の格子(ルーバー)や壁で囲われた屋外テラス(ベランダ、バルコニー)を設けたり、開口部ガラスを透明ではなく擦りガラスにしたり、あえて道路側に大きな開口部を設けず縦長や横長の窓を道路側からの視線と高さをずらした位置に配置するなど家本体で行う方法です。


最も効果的なプライバシー対策は、上記の二つの方法を合わせて行うことです。

ちなみに下記の住宅は、南側道路の土地に建つ住宅です。

(※写真をクリックすると、住宅概要と内部写真がご覧になれます。)


#土地探し #不動産探し #敷地探し #土地探しからはじめる住まいづくり

#南道路 #日当たりの良い土地 #プライバシー #不動産

#南道路の土地 #目隠し塀 #垣根 #格子 #不動産価値

#設計事務所とつくる家 #注文住宅 #設計事務所 #建築士事務所

#練馬区の設計事務所 #三浦尚人建築設計工房






最新記事

すべて表示
1階の天井高さUPに潜むリスク

住宅のプランニングを考える際、広々とした空間演出として「1階の天井高を上げたい」というご要望はよくいただきます。 しかし、注文住宅における設計上の仕組みを紐解くと、「天井高を上げる=階高(かいだか:階全体の高さ)が上がる=階段の段数が増える」という構造的な連鎖が生まれます。 天井高を上げることには開放感という大きなメリットがある反面、敷地条件によってはデメリットや制約が大きくなるケースも少なくあり

 
 
 
「公道」と「私道」の違いとは?

土地探しから始める家づくりにおいて、見落とされがちですが非常に重要なポイントが「敷地に接している道路の種類」です。 売土地の物件概要欄を見ていると、前面道路の項目に「公道(こうどう)」または「私道(しどう)」と書かれています。 「住むだけならどちらでも同じでは?」と思われるかもしれませんが、実は家づくりや将来の暮らしに大きく影響します。 今回は、土地選びにおける「公道」と「私道」の違いや、それぞれ

 
 
 
ベランダなし住宅のメリットとデメリット

ベランダやバルコニーのない家づくりが、最近じわじわと注目を集めています。 「ベランダはあって当たり前」という固定観念を一度捨ててみると、コストやメンテナンス、間取りの自由度において、想像以上のメリットが見えてきます。 今回は、ベランダ・バルコニーのない家の魅力や後悔しないための注意点、そして快適に暮らすためのアイデアをまとめました。

 
 
 

コメント


練馬区の設計事務所

​Miura  Architect  Atelier

一級建築士事務所      三浦尚人建築設計工房

〒177-0041​ 

東京都練馬区石神井町1-15-16-203

TEL 03-6326-2141

​URL  https://www.miura-archi.com

© 2016 三浦尚人建築設計工房

bottom of page