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旗竿地住宅の外構について

miura-archi
2022年11月30日
読了時間: 2分

旗竿地の外構でもっとも重要なことは、道路から玄関までのアプローチ部分をどのように計画するかという点です。


玄関はその家の顔と言っても過言ではなく、玄関まで行くアプローチ部分は最初に建物へ入る場所で、訪問者を迎える場所でもあり、とても印象に残る演出や工夫が効果的です。


また、一般的な四角い土地と異なり、旗竿地はこの竿状の細長い部分の土地が唯一道路から見られる場所でもあるので、外構計画でとても大事なポイントでもあります。

さらに、カーポートの有無によって玄関アプローチの外構デザインも大きく異なってきます。


私が旗竿地、特に玄関アプローチの外構計画でもっとも重視することは、玄関までのアプローチ距離をできるだけ長く取り、道路から直接玄関扉が見えないようにすることです。


旗竿地という形状の土地の特徴を生かし、あえて竿部分には建物を建てず玄関へ行くまでの演出空間としてアプローチを考えています。


アプローチの床は、土間コンクリートをはじめ、石やタイル、コンクリート平版、枕木など様々な素材で演出できますし、長い敷地境界部分も植栽や木製の板塀など工夫することで家の顔と来訪者を招き入れる演出が出来ます。


このように考えるきっかけとなった建築が、京都の紫野にある大徳寺の塔頭、高桐院です。


こちらのアプローチは見事で、道路から建物の入り口へ至るまでの距離がとても長く、しかも直角に曲がるクランクがいくつもあり、来訪者はそのクランクを曲がるたびに風景の変化を楽しむことができ、さらに建物へ入るまでの気持ちを高揚させてくれる演出となっています。






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