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マイカーの有無で土地の探し方が異なります

更新日:9月8日

土地探しから住まいづくりを検討されている場合、とても重要なことがあります。

それは、マイカーの有無についてです。


移動の足がほとんど車であるような都市では、自家用車を持っていないというケースはほぼ皆無で、マイカーは2台3台が当たり前、一家に一台ではなく一人に一台というお宅も多いでしょう。


マイカーを所有している場合、探す土地の間口(道路に接している距離)、方位、前面道路の幅員、道路と土地の高低差などに注意する必要があります。


国土交通省の指針では1台分の駐車スペースは幅2.5メートル×奥行き6メートルで、2台分ならば幅5メートル×奥行き6メートルといった広さを確保する必要があります。

車の止め方も道路に対して直角に入庫するのか、それとも道路に並行して縦列駐車するのかによって敷地の間口が最低でもどのくらい必要かを検討しなくてはいけませんし、前面道路の幅員、電柱の位置など車の出し入れに支障が無いかチェックすることも忘れないようにしないといけません。

ちなみに縦列駐車の場合、幅7メートル×奥行き3メートルは必要になります。


おそらく動線計画上、駐車スペースと玄関アプローチ、ポーチは近くにあったほうが良いので、これらのスペースの配置も考慮して土地を探すことになるでしょう。

敷地の方位も重要で、駐車スペースと玄関アプローチ、ポーチはおのずと道路側に配置することになるため、南側道路の土地を探す場合には特に注意が必要です。

駐車スペースも建物内に収めるようなビルトインタイプか、独立したガレージなのか、屋根付きのカーポートなのかもあらかじめ決めてから土地を探したほうが賢明でしょう。


建築基準法では、車庫の面積は延べ面積の1/5を限度として容積率から除くことが出来ますが、車を駐車するスペースが必要であることに変わりはありません。


一方、ここ最近東京都内では、マイカーを所有しない方が増えてきているように思われます。

実際、数年前に設計監理をした住宅の建て主さんも車を所有していらっしゃいませんでしたし、今年竣工引渡しをした住宅の建て主さんも車を持っていらっしゃいません。

ここ最近ライフスタイルが変化していることは、私自身肌で感じています。


東京都内では土地が高く、土地と建物を同時に購入するとなると相当の金額になりますし、車を所有していると年間の維持管理費も余計にかかります。

仮に車1台駐車するとなると、2.5m×6m=15㎡、4.5坪程度も最低必要になります。

また、近所に月極駐車場を借りたとしても年間の経費は相当な金額です。


車に乗る頻度が少ない方は、レンタカーやシェアカーを利用するケースが多いようです。

車を所有してない場合、土地の広さ、形状、間口、方位、前面道路の幅員などを考慮すると、探す土地について選択肢がだいぶ広がります。


それだけ、駐車スペースの占める割合は大きく、マイカーの有無で土地の探し方が変わってきます。


車を所有しない方にとっては、狭小地、変形地、旗竿地、短冊状の土地といった周辺相場よりも安い価格の土地を購入する選択肢もあり、住まい本体の建物により多くの予算を配分することが出来ます。


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