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小屋裏収納(ロフト)の階段

miura-archi
2023年2月13日
読了時間: 2分

屋根裏部屋、いわゆるロフトや小屋裏収納と呼ばれるスペースは、建築基準法上では「小屋裏物置等」と言います。


このスペースは、小屋裏、天井裏や床下などの余剰空間を有効利用するために設ける物置で、建築基準法上では階とみなされず、なおかつその部分を床面積に算入されません。


ただし、最高天井高さが1.4m以下、床面積が直下階の床面積の1/2未満であるという2つの条件を満たさないといけません。


原則的にモノを収納するための物置という用途に限定されますが、モノを屋根裏部屋から持ち出したり戻したりするためには、昇り降りするための装置が必要となります。


その装置は、大きく分けて3種類あります。

ひとつは固定階段、二つ目は収納タイプのはしご、三つ目は可動式はしごです。


ここで気を付けなければならない点が1つあり、一つ目の固定階段は行政機関(市町村)によっては不可というところがあるので、あらかじめ役所へ問い合わせをして確認したほうが良いでしょう。

モノを運ぶ上では、固定階段のほうが使い勝手が良く安全ですが、階段スペースが必要である点と製作費用が意外とかかってしまうことが懸念する点です。


一方、二つ目の収納はしごは、鉄道が好きな人なら見たことがあるかも知れない小田急ロマンスカーの二階運転席で見られる扉付きタラップのようなもので、使用時に天井から引き出すため、普段は天井にスッキリ隠れて収納されていて場所も取らず便利で、建材メーカーから製品として発売されていて、固定階段よりもお安い費用で設置出来ます。


三つ目の可動式はしごは、普段は壁面に立て掛けておき、使用時にそのはしごを持ち上げて上部のスチールバーに引っ掛けて昇り降りするもので、このタイプを選択する際には上がった先の屋根裏部屋は常にオープンにしておく必要があります。

以上のことから、屋根裏部屋の昇降装置を階段にするのか、それともハシゴにするのかは、設置する場所、費用、利便性などのポイントを検討して判断することが大切だと思います。


ちなみに、昨年に竣工した「住宅Cube-77」では、建て主さんの要望により広さ7.5帖ほどのロフトを設けて収納はしごを採用しました。







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